医療職を目指す方必見!身体と心を支える『作業療法士』!【vol.3】
- 2024/02/16
- 学科情報
地下鉄大通駅から徒歩3分、札幌市中央区にある、専門学校北海道リハビリテーション大学校には、【理学療法士】【作業療法士】【言語聴覚士】を目指す3学科があり、医療の道を目指す学生が日々学んでおります!
シリーズ第3弾!
まだ前回の【vol.2】を見ていない方はコチラからチェック!👀
医療職を目指す方必見!リハビリ職を目指すためには…?【vol.2】
今回から3回に渡って「作業療法学科」▶「理学療法学科」▶「言語聴覚学科」について順番に紹介していきます😎
●作業療法士とは…?
「作業療法士」の方がどんな役割を担っているかはご存知ですか?
一般的には「発達障がい・身体障がい・精神障がい・老年期障がい」など、
心身に障がいを抱えている方の精神機能と身体機能の双方をリハビリし、
「その人らしい生活」を獲得できるようにサポートするのが「作業療法士」です🐿️
もう少し具体的にイメージできるようにお伝えしていきましょう🤏
例えば、障がいや怪我で身体の一部を動かしにくくなったとしましょう。
そうしたときにリハビリが必要になりますが、種類は様々です!
私たちは生活する上で着替えや食事、歯磨き、お手洗い、お風呂…など、様々な動作が生じます。
こういった日常生活における動作すべてを「作業」と呼びます📝
日常生活活動のことを「ADL(Activities of Daily Living)」と呼びますが、作業療法士はADLの訓練だけでなく、芸術活動・遊び・スポーツなど様々な手法を用いて、患者さんが楽しみながら機能回復を図れる点も作業療法士の特徴のひとつです✨
これらの作業を自分の力でできるようにリハビリしていくわけですが、作業療法士の仕事は身体的なリハビリだけではないんです!
作業療法士は精神障がいを持つ方のリハビリも担っており、高次脳機能障がい、発達障がい、認知症などの患者さんにもリハビリを行います。
患者さんの心に寄り添って、精神面も支えていく大事な役割を担っているんです🙂
働く病院や施設にもよりますが、対象の患者さんは幼児~高齢者まで世代を問わず幅広く、必要なリハビリの内容は患者さんによって千差万別です。
患者さんの「自分らしい生活」に近づけるサポートをするのが作業療法士のお仕事なんです!
●今、作業療法士が求められている…!?
実は今、医療福祉分野で作業療法士の需要が増えているんです!
病院では「チーム医療」といって1人の患者さんに対して、異なる役割を持った専門家が複数人で関わっていきます🧑⚕️
作業療法士の有資格者は全国で約10万人と理学療法士のおよそ半分です。
ロボットやAIなどデジタル技術が向上する中で、医療分野でも最新機器の導入が増えていますが、リハビリ分野はデジタル化が難しい仕事です🤖
特に作業療法士は、患者さんとの対話を通じて患者さんの状態や感情を読み取り、それらを踏まえてリハビリしていく必要があるため、今後もデジタル機器に奪われることはなく、人の思いやりで患者さんを助けていく大事なお仕事なんです…!
高齢化社会によって作業療法士の活躍の場は増えていきますので、次世代の作業療法士がこれからも求められていきます💪
●リハビリ職に向いている人
コレ!と言い切ることは難しいですが、主に次の3つに当てはまる人が向いているでしょう!
①人の話を聞くことが好き
②相手への思いやりがある
①人の話を聞くことが好き
よく「コミュニケーション能力」という言葉が使われますが、「コミュ力=話す力」と思っている方は多いのではないかと思います。
もちろん話す力も大事ですが、コミュ力が高い人は「聞く力」に長けている人が多いです👂
作業療法士の仕事は患者さんやご家族、医療スタッフとの関わりが中心になるため、相手の話をしっかり汲み取れるかどうかが仕事を円滑に進めるポイントになります。
人の話に耳を傾けることが好きかどうか、日頃から聞くことに意識を置いているかどうかが、向き不向きを判断する要素の1つになっていくでしょう🤔
②相手への思いやりがある
少し抽象的ではありますが、相手にどれだけ気を配れるかが、信頼関係を築く上でとても大切です!
例えば、いつも来てくれる患者さんがいたとしましょう。
あなたなら患者さんのどこに気を配りますか…?🤔
・来院してくれたときの表情
・足取りの重さ
・話したときの声色
・服装や髪型
・最近あった嬉しかったことや嫌だったこと
・最近困っていること
・家族や友人のこと
など…
複数回お会いする機会のある患者さんであれば、なにかしらの「変化」が見られるハズですので、上記のようなことも観察できますね🧐
「思いやり」をもう少し具体的な言葉に言い換えるならば、「相手に興味を持ち、変化に気づくこと」ではないでしょうか。
そのような思いやりを持てる人であれば、自然と患者さんから信頼される作業療法士になれますよね🙌
ちなみに、皆さんも日常的に意識すれば、家族や友人との関わりの中で訓練できます!
ぜひ意識して生活してみてくださいね^^
●作業療法学科はどんな雰囲気?
作業療法学科に限ったことではありませんが、道リハの先生方と学生はとても距離感が良いです!
また学生たちも、クラス内とても仲が良いです!
廊下を歩いていると、教室から笑い声が聞こえてくることが多く、職員室でも先生と学生が和気あいあいと話している様子をよく目にします😆
そんな学内の様子をお伝えできればと思い、いくつか授業の様子を掲載します!
▼基礎作業学実習でとってもキレイな七宝焼を作りました!
▼道リハならではの「臨床実習前セミナー」で安心の実習前準備&勉強!
▼実習の中では革細工をすることも!これがリハビリに繋がるんです🤔
▼「発達作業療法実習」で、2022おもちゃ大賞を受賞した作品!▼
▼小さなお子さんが少しでも楽しいリハビリになればと、学生たちのアイデアが満載でした!▼
余談ですが、道リハの先生たちは医療機関の臨床経験がある方たちで、
どの先生も明るく、学生のことを親身に考えている先生しかいません😊
その能力や人柄が道リハの学生にも伝染しているんだなぁ…といつも感じています!
もっと色々な様子を見たいという方は、公式Instagramがオススメです😄
●作業療法士を目指している在校生の声
最後に、在校生に回答してもらったアンケートに記載してくれた学生の声を紹介します📢
Q.作業療法学科の魅力は?
・先生が優しくて、相談しやすい
・作品を制作する授業が楽しい!
・先生も先輩もみんな優しい!
・個性ある先生方でおもしろい
・先生方が親切丁寧に教えてくれる
・仲が良くて雰囲気が良い
Q.作業療法士の仕事の魅力は?
・患者さんの生活に関われる、人生を豊かにすることができる
・患者さんがやりたいと思うことに寄り添ってアプローチできるところ
・資格を取れば長く続けることができて、人の役に立てるところ
・患者さんから直接「ありがとう」と言ってもらえること
・ロボットやAIにはできない仕事
・患者さん1人ひとりに合わせた治療ができるところ
Q.高校生へ一言!
・学校の雰囲気は来てみないとわからないから、ぜひ足を運んでみてね!
・自分が頑張れそうだと思う道を選んでください!
・いろんな学校と比較して自分が納得できる学校を選ぶといいです。道リハで待ってます!
・勉強大変だけど私たちも手助けするので、一緒に作業療法士を目指しましょう!
次回は【理学療法学科】についてお伝えしていきます💡
お楽しみに!
▶道リハへのお問い合わせ
道リハの公式LINEでは、進学アドバイザーの私たちがみなさんからの質問にお答えしたり、
オーキャンへのお申込みなども受け付けています!
いつでもお気軽にご相談ください^^
◆資料請求(パンフレット・募集要項):こちら
◆メールでのお問合せ:public-rehabili@yoshida-g.ac.jp
◆電話でのお問合せ:0120-607–033(吉田学園 入学相談室)
みなさまにとってよい進路選択となりますように!