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【作業療法学科】福祉用具の見学に行ってきました

作業療法学科3年生は「生活環境論」という科目で、福祉用具について理解を深めるために、札幌社会福祉協議会の福祉用具展示ホールを見学してきました。

福祉用具とは、「身体が不自由になり、日常生活を過ごすことに支障のある高齢者や障がい者の日常生活をよりよく過ごせるようにしていくための用具や道具」のことを指します。

作業療法士は対象者の生活をより快適で、安全に過ごせるようにしていくために、福祉用具の導入について検討します。この見学を通して、福祉用具についての理解を深める機会としています。

見学では、リフターを使用した電動ベッドへの移乗動作、階段昇降機を使用した階段の昇り降り、電動車いすの試乗など、様々な体験をしてきました。福祉用具アドバイザーの方が丁寧に説明をしてくれました。

目で見るよりも、実際に体験しないと分からないこともありますね。

電動機器以外にも、雪道対応の杖、屋内・屋外用の靴など、生活用具に工夫を加えたいろいろな福祉用具も、体験させて頂きました。

【学生より】川原なつみ(写真:左側)

今回の見学と体験で、改めて福祉用具の利便性と重要性を実感することが出来ました。福祉用具は生活に欠かせないものであり、より多くの人に対応し、利用者はもちろん、介助者が楽になれるように考えたものばかりでした。対象者の立場や目線に立って、その人が必要としているものを適切に提供するための基盤になりました。この見学で得たことを今後に活かしていきたいです。

 

今回の体験により、対象者の日常生活に深く関わる仕事の一端として福祉機器に携わることの意識が高まったと思います。見学を快く引き受けてくださった社会福祉協議会スタッフの皆様に心からお礼申し上げます。

【作業療法学科 生活環境論担当 和田でした】

 

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