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【作業療法学科】OT技術論実習(3年生)にてスプリントを作りました!

 作業療法学科3年生は「作業療法技術論実習」という科目でスプリント(装具)を作りました。スプリントとは、低下したり、失われたりした身体機能を補うために装着するものです。

 既製品の装具もありますが、個々の患者さんの身体の状態に合わせた装具が必要なときには、作業療法士は装具を作ることもします。

 今回、作っているのは「コックアップスプリント」といって、手の神経の麻痺により手首を持ち上げることが難しくなった患者さんに用いる装具です。

 授業では、手のスプリント製作を通して、装具を作る際の基本を勉強します。

 

 まずは手の型取りです。お互いに作り合います。真剣に作っています。

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 もともとは硬い素材なのですが、お湯に入れて温めると60℃ぐらいでやわらかくなります。

 

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 再度、お湯で温めて素材がやわらかくなった状態で作ります。初めての体験なので、クラスメイト同士、周りと確認しながら作っています。

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 細かい部分の修正をします。まもなく完成です。

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 固定用のストラップをつけて出来上がりです。

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 最後に、出来上がったスプリントが適切に作られているのかをチェックします。皮膚が赤くなっていないか、痛みがないかなどを確認します。出来栄えはどうかな!!

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【三年生から】

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 今回の授業を通して、その人が一番使いやすい装具を作ることの難しさを実感しました。今後に向けて、さらに知識や技術を磨きたいと思います。

 

 3年生の皆さん、今回のスプリント製作を通して、またひとつ技術が向上しましたね!!

 

 

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【スプリント製作担当の保科でした】